玄米

玄米は白米と比べて食物繊維やミネラルなどの栄養が豊富で、GI値が低いお米です。浸水時間が長く手間はかかりますが、食後血糖値が上がりづらい、腸活に役立つなどのメリットがあります。
なお、本ページの後半には玄米選びに迷ったときのガイドと効果などの情報を掲載しているので、そちらも参考にしてください。

玄米の美味しい炊き方はこちら

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かわしま屋金のいぶき かわしま屋糖質カット玄米ごはんパック
  • 宮城県特産の玄米専用品種
  • 胚芽が通常の玄米の約3倍
  • GABAとビタミンEが豊富
  • やわらかく粘り気のある炊きあがり
  • プチプチ食感が楽しい
  • 有機JAS認定
  • 無農薬・無化学肥料
  • 糖質28%カット
  • カロリー19%カット
  • 新潟県産コシヒカリの玄米
  • 乳酸菌発酵で糖質とカロリーオフ
  • 食物繊維は豊富
  • レトルトパウチ入り
  • レンジで温めるだけで食べられる
かわしま屋還元米 かわしま屋酵素玄米4種大豆
  • 自然生態系サイクルの土壌で栽培
  • 自家採種で残留肥毒を軽減
  • 無農薬・無肥料・無除草剤
  • もっちり食感
  • ほどよい甘み
  • 無農薬・無肥料・無除草剤
  • 希少品種
  • お米品評会で最優秀賞を例年受賞
  • うまみが強く、香りが良い
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かわしま屋くまもと朝日 かわしま屋有機玄米ひとめぼれ
  • 自然生態系サイクルの土壌で栽培
  • 自家採種で残留肥毒を軽減
  • 無農薬・無肥料・無除草剤
  • コシヒカリ・ササニシキの先祖
  • 無農薬・無肥料・無除草剤
  • 放射能検査・不検出
  • もっちり食感
  • ねばりが強め
  • 飽きの来ない甘み
かわしま屋有機玄米つや姫 かわしま屋にこまる
  • 有機無農薬
  • 放射能検査・不検出
  • 食味のバランスが良い
  • 粘りが強すぎない
  • ふっくらとした食感
  • 和食におすすめ
  • 有機無農薬
  • 九州発・西日本のお米
  • ふっくらつやつや
  • 粒ぞろいがよく大きめ
  • 和食洋食問わず合わせやすい
  • おにぎりにも

玄米とは

玄米

玄米はお米の籾(もみ)を取り除いた段階のもので、精米をしていない状態を指します。胚芽とぬか層が残っているのが白米との大きな違いです。白米と比較すると次のような特徴があります。

  • 風味が強い
  • 食感が強い
  • 栄養豊富

風味や食感が強いので、食べ応えがあります。よく噛んで食べる習慣づけにも役立つでしょう。栄養成分も白米と比べて含有する種類と量が多いため、健康を意識する人に支持されています。

玄米の栄養成分

玄米

玄米には、食物繊維・ビタミン・脂質・タンパク質・ミネラルが豊富に含まれています。さまざまな栄養成分をバランスよく摂れるので、普段の食事で栄養バランスが気になっている人におすすめです。

文部科学省が公開している玄米の栄養素は以下のとおりです。

成分名 含有量(100gあたり) 単位
ナトリウム1mg
カリウム230mg
カルシウム9mg
マグネシウム110mg
リン290mg
2.1mg
亜鉛1.8mg
マンガン2.06mg
ビタミンE(α-トコフェロール)1.2mg
ビタミンB10.41mg
ビタミンB20.04mg
ナイアシン6.3mg
ビタミンB60.45mg
葉酸27μg
出典: 食品成分データベース(穀類/こめ/[水稲穀粒]/玄米 - 一般成分表・無機質・ビタミン類)

白米に精製される段階で失ってしまう栄養を豊富に残しているため、玄米だけでも毎日の生活に取り入れたい栄養素をカバーできます。

玄米の栄養成分をさらに詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。玄米だけでは足りない栄養とおすすめの献立も紹介しています。

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玄米にもデメリットがある?

デメリット

玄米は健康を意識するときに注目したい食品ですが、デメリットもあります。具体的には次のとおりです。

  • 消化に時間がかかる
  • 浸水に時間がかかる
  • 味が合わない人や合わないおかずもある

玄米は食物繊維が豊富で、消化に時間がかかる傾向にあります。大人の消化器官であれば問題ありませんが、小さな子供や消化器官の機能が低下してくる年齢の人には、負担になることもあるので注意が必要です。

また、白米と比べると浸水時間が長くかかります。8〜10時間は必須、食べやすさを考慮すれば12時間の浸水がおすすめです。味の好みは人によりますが、風味が強いため繊細な味を楽しみたい刺身などの生ものとは合わない傾向にあります。

なお、「玄米には毒がある」「残留ヒ素に注意が必要」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。これらの懸念点への回答も含め、次の記事では玄米のデメリットを詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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玄米はいつから食べて良いの?

4歳の子供

先述の通り、小さな子供には消化が難しく玄米が負担になることがあります。玄米を食べても負担になりにくい年齢は4歳以上が目安です。4歳になると、消化器官・消化酵素が大人に近づくため、便秘や下痢などのリスクが下がります。

なお、食べさせ方によっては赤ちゃんに取り入れることも可能です。子どもへの玄米の与え方を詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。

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赤ちゃんに玄米はOK?何歳から食べても良いか・食べさせ方を解説
本記事では赤ちゃんに玄米がNGの理由と何歳から食べても良いか、離乳食として取り入れられる方法はあるかを詳しく解説します。

玄米を炊飯器で美味しく炊く方法

玄米を食べる際に多くの方が悩むのは、パサついて美味しく炊けないことです。

ここでは炊飯器を使った玄米の美味しい炊き方を写真と動画で解説します。

1.玄米を軽く洗う

玄米を軽く洗う

ボウルに玄米を入れて水を注ぎ、さっと浮かんできたゴミを流してザルにあげます。米が水を吸うので、使用する水は浄水器の水などがおすすめです。

2.しっかりと研ぐ

しっかりと研ぐ

米を両手ですくい上げ、お米の表面に少し傷がつくようにしっかりとこすり合わせます。『しっかりこすったら流水で流す』を水の濁りがなくなるまで繰り返してください。

3.8〜10時間以上浸水させる

半日以上浸水させる

洗いあがった米は一旦しっかりと水をきり、その後8〜10時間以上浸水させます。※炊飯器により浸水時間の指示がある場合は指示に従ってください。

3.塩を入れて炊飯する

塩を入れて炊飯する

浸水が終わったら水を切ります。炊飯器指定の水分量と塩(1合あたり1g)を加えます。玄米モードで炊飯をスタートします。炊き終わったらさっくりと底から混ぜて蒸気を抜き、完成です。

※最適な水加減は炊飯器によっても異なるので、何度か試してちょうどいい分量を見つけてくださいね。

さまざまな玄米の炊き方

玄米は炊飯器以外でも美味しく炊きあがります。ここでは以下の方法をご紹介します。

  • 玄米を土鍋で炊く方法
  • 玄米を圧力鍋で炊く方法
  • 玄米を浸水なしで炊くびっくり炊き

それぞれ見ていきましょう

玄米を土鍋で炊く方法

土鍋を使って玄米の炊き方を紹介しますが、ホーロー・鋳物などの厚手鍋で玄米を炊く場合に応用できる炊き方です。

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玄米の炊き方|土鍋で炊く方法
『玄米は土鍋で炊けるの?』『土鍋で玄米をおいしく炊く方法はあるの?』そんな思いはありませんか?今回は土鍋で玄米を炊く前に知っておきたいポイント含めて玄米を土鍋で炊く方法をご紹介します。

玄米を圧力鍋で炊く方法

玄米を圧力鍋で炊くと、白米に近い炊き上がりになります。他の鍋などを使った炊き方に比べて玄米の炊き時間は短縮できます。

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圧力鍋を使った玄米の炊き方とコツ
「玄米は圧力鍋で炊けるの?」「圧力鍋で玄米をおいしく炊くコツはあるの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?今回は、圧力鍋で玄米を炊く前に知っておきたいポイントを交えながら、ふっくらおいしく炊き上げる方法をご紹介します。

玄米を浸水なしで炊くびっくり炊き

ここでは土鍋を使ったびっくり炊きをご紹介しますが、ほかの鍋でもOKです。

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玄米の炊き方|玄米を浸水なしで炊く『びっくり炊き』
『玄米を早く炊く方法があったらな…?』そんな思いはありませんか?今回は玄米を早く『玄米のびっくり炊き』をご紹介します!浸水の時間はなしで、玄米を洗ったらすぐに炊き始めます。玄米を時短で美味しく炊く方法なのでぜひお試しください。

玄米は炊き込みご飯もできるほか、炊いたものを冷凍ストックしておけばリゾットやおかゆ、サラダにもアレンジ可能です。アレンジレシピをまとめた次の記事もチェックしてみましょう。

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玄米の美味しいレシピ集
玄米を使ったレシピを一挙に紹介していきます。 「普通に炊いた玄米は食べにくい」とお悩みの方もぜひ参考にしてください。

玄米を美味しく炊く3つのポイント

玄米を美味しく炊く3つのポイント

玄米をおいしく炊くためのポイントは、手間を惜しまない下準備にあります。具体的なポイントは以下のとおりです。

  • しっかりと研ぐ
  • 6時間以上浸水させる
  • 炊く前に塩を加える

玄米を炊く際は、炊飯そのものよりも、「研ぎ方」と「浸水時間」が味の決め手です。仕上げの塩も加えると、甘みが引き立ちますよ。下準備が必要な理由をそれぞれ見ていきましょう。

しっかりと研ぐ

玄米をおいしく炊くためには、しっかりと研ぐことが大切です。表面についたぬかや汚れを落としてあげることで、炊き上がりがやさしく、香ばしい味わいになります。

研ぐときは、両手をそっと合わせて、玄米をなでるように動かします。強く押したり、力を入れてこすったりする必要はありません。手のひらの中でゆっくりと転がすようにすると、表面にほんの少し傷がつき、水を吸いやすくなります。

このやさしい下ごしらえで、炊き上がったときの香りや甘みが引き立ちます。

8〜10時間以上浸水させる

しっかりと研いだら、時間をかけて浸水させましょう。玄米は白米よりも表面が硬く、水が内部まで届くまでに時間がかかります。そのため、炊く前にたっぷりの水で8〜10時間以上、浸しておくのが肝心です

ただし、季節や水温によって浸水の進み方は変わります。冬は水が冷たく吸水が遅めです。そのため35℃ほどのぬるま湯を使うと吸水が早まり、時間を短縮できます。

逆に夏は水が傷みやすいので、冷蔵庫での浸水がおすすめです。

しっかりと浸水させた玄米は、炊飯中に均一に熱が通り、ふっくらやわらかな食感になります。時間はかかりますが、このひと手間が味の決め手です。

炊く前に塩を加える

玄米を炊くときは、炊飯直前にひとつまみの塩を加えるのがおすすめです。

塩には、玄米の甘みを引き立てて味をまろやかに整える働きがあります。さらに、ミネラルのバランスが整い、口当たりもやわらかく感じられるようになります。

塩の量は、2合の玄米に対してひとつまみ(およそ2g)が目安です。入れすぎるとしょっぱくなるので、控えめに加えましょう。

ほんの少しの塩が、玄米の自然な甘みと香ばしさを引き立てます。最後のひと手間として、ぜひ加えてみてください。

玄米で健康的な食生活を

白米を玄米に切り替えることで、日々の食生活で不足しがちな食物繊維やミネラルなどの栄養を摂取しやすくなります。よく噛んで食べる習慣を作るためにも有用なので、4歳以上の年齢であれば子どもの食育にもおすすめです。

白米と比べると食感や風味が強いため、玄米に慣れるまでは時間がかかる可能性もありますが、続ければ健康へのメリットを実感しやすくなるでしょう。

なお、一口に玄米といっても米の品種や生産者ごとに、味わいや食感には違いがあります。お気に入りの玄米をみつければ、続けやすくなるはずです。まずは少量から、さまざまな玄米を試してみてください。

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