納豆菌

有機大豆から培養された、安心・高品質な納豆菌粉末です。かわしま屋の納豆菌は発酵力が強く、初心者の方でも手軽に、自分好みの納豆が作れます。
このページでは、3gの少量から業務用までの商品一覧をはじめ、迷わない納豆菌の選び方や失敗しないコツまで詳しくまとめました。納豆屋さん直伝の納豆の作り方も参考にして、おいしくて体にやさしい自家製納豆をお楽しみください。

納豆の作り方はこちら

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おすすめの納豆菌粉末の選び方

納豆の選び方

納豆菌粉末は「仕込む量」と「使う頻度・用途」の2つの軸で選ぶと、無駄がなく失敗が少ないためおすすめです。以下の比較表を参考に、ご自身にぴったりの商品をお選びください。

商品名 価格(税込) 容量 仕込み目安 おすすめの方
納豆菌粉末3g 納豆菌粉末3g 680円〜 3g 少量・約10〜30回分 初めての方・少量お試し
納豆菌粉末3g×2個セット 納豆菌粉末3g×2個セット 1,253円 3g×2 上記の約2袋分 常備・ストックしたい方
納豆菌粉末10g 納豆菌粉末10g 1,922円 10g 大豆 約100kg分 大量・継続して量を作る方
粉末納豆菌4g(高橋祐藏研究所) 粉末納豆菌4g(高橋祐藏研究所) 1,382円 4g 大豆 約60kg分 納豆作りに慣れている方

仕込む量で決める

初めての方や、家庭でときどき作る程度であれば、少量から無駄なく試せる納豆菌粉末3gがおすすめです。メール便で送料無料なので、最初の一袋にも向いています。常にストックしておきたい方には、まとめて手に入る3g×2個セットが便利で、長期保存にも対応します。

使う頻度・用途で決める

初めての方には、まずは手軽に始められる「3gタイプ」がおすすめです。少量から試せるので、はじめて仕込む方にも使いやすく、気軽にお楽しみいただけます。
「もっと定期的に作りたい」「まとめて保存したい」という方には、便利なセットタイプや大容量タイプもご用意しています。
ご家庭での使用ペースに合わせてお選びください。

かわしま屋の納豆菌粉末の特長

納豆

かわしま屋の納豆菌は、ご家庭での納豆づくりのために培養された専用の納豆菌です。
発酵力が非常に強いため、初めての方でも失敗しにくく、安心して納豆作りを楽しめます。

自家製納豆専用の菌で発酵力が強い

かわしま屋の納豆菌粉末は、納豆製造業者に供給している種菌を、家庭で使いやすいように粉末化しました。
純粋培養の納豆菌のみを使用し、一般的な種菌と比べて発酵力が高いのが特長です。大豆が発酵しやすく、ご家庭でも失敗しにくいため、初めての方でも手軽に納豆づくりをお楽しみいただけます。

有機大豆100%使用で高品質

かわしま屋の納豆菌粉末は100%有機大豆(遺伝子組み換えでない)から抽出した、タンパク質などの養分を原料にしています。
伝統的な製造工程をしっかりと踏まえながらも、最新の発酵と抽出技術を導入しており、培養・乾燥・充填まで、一貫した管理のもとで製造しております。食品としての安全性に配慮し、香料・着色料・保存料はもちろん無添加です。

3gで10~30�圓稜柴Δ�作れる

かわしま屋の納豆菌粉末は市販の納豆を購入するよりずっとお得に、納豆をお楽しみいただけます。
少量でしっかり発酵し、出来上がった納豆は冷凍保存も可能。食べたいときに必要な分だけ解凍できるので、毎日の食卓に無理なく取り入れられます。さらに、国産、小粒・大粒などお好みの大豆を選び、自分好みに仕上げられるのも魅力です。
納豆がお好きな方や、健康のために毎日召し上がるという方、ぜひ一度ご自宅での納豆づくりをお試しください。

納豆菌粉末を使用したお客様の声

実際にかわしま屋の納豆菌粉末をお使いいただいたお客様の声をご紹介します。

納豆菌とは

納豆

納豆菌とは、納豆を造るはたらきを持つ細菌の総称で、生物学的にはバチルス・サブチリス・ナットウ(Bacillus subtilis var. natto)と呼ばれる枯草菌の一種です。一般に「種菌(たねきん)」と表現され、煮た大豆に振りかけて発酵させて納豆になります。
市販の納豆をそのまま種として使い、家庭で増やすことも理論上は可能ですが、雑菌が混ざりやすく、糸の引きが弱かったり、においや味が安定しにくいなど、失敗の原因になりやすい方法です。安定して納豆を作りたい場合は、専門業者が分離・乾燥した粉末タイプの納豆菌(市販の納豆菌)を使うと失敗しにくくおすすめです。

納豆菌の種類

納豆

納豆菌は、いずれも「枯草菌(こそうきん/バチルス・サブチリス)」の一種ですが、いくつかの菌株があり、それぞれに特徴があります。日本で広く使われている納豆菌は、主に宮城野株・高橋株・成瀬株の3つがベースです。これらの菌をもとに、各納豆メーカーや研究機関が独自に選抜・改良を重ねており、香り・粘り・発酵の強さなどの特長が異なる多様な納豆菌が生まれています。
かわしま屋の納豆菌粉末は、こうした多様な菌株の中から、自家製納豆用に「発酵力が強い菌」を厳選して採用しています。ご家庭の環境でも発酵が進みやすく失敗しにくいため、初心者の方でもしっかりとした粘りと風味のある納豆を手軽にお作りいただけます。

納豆菌のちから

納豆

納豆菌は発酵の過程で、多様な酵素を生み出します。
ネバネバ成分であるポリグルタミン酸や、たんぱく質を分解するプロテアーゼなどが、納豆特有の香りや粘り、深いうまみを引き出しています。さらに、発酵の過程を通じて、大豆に含まれるイソフラボンやビタミンK₂が、より豊富に含まれるようになるのも特徴です。

特に注目されているのは、納豆菌のみが作り出す酵素である「ナットウキナーゼ」です。
ナットウキナーゼは、体の巡りを整え、生活のリズムをサポートするといわれています。

こうした納豆菌のちからをより実感したい方には、自家製納豆がおすすめです。できたてならではの香りや粘りが楽しめるだけでなく、納豆菌が生み出す酵素や栄養素を効率よく取り入れられるのも、自家製ならではの魅力でしょう。


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納豆菌は熱に弱い?栄養成分を守る加熱方法と注意点を徹底解説
本記事では、加熱すると納豆菌は死滅してしまうのか、熱で納豆の栄養が失われるのか、といった納豆と熱に関する疑問について徹底解説いたします。

納豆の作り方【納豆屋さん直伝レシピ】

納豆づくりの作業手順


納豆作りに必要な材料は大豆と納豆菌だけです。
工程も比較的シンプルなので、初めての方でも気軽に挑戦できます。
基本の納豆作りに慣れたら、黒豆や枝豆などでも作ることが可能です。ぜひ、自分好みの納豆作りに挑戦してください。

ここでは納豆屋さん直伝の納豆の作り方を動画つきで詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

納豆菌粉末で作る納豆の作り方


材料

  • 納豆菌 0.1 g(乾燥大豆100gあたりの分量)
  • 乾燥大豆 100~1000 g
  • 滅菌水か煮沸して冷ました水 10 ml

作り方

  1. 大豆を水洗いする:
    大豆を洗っている様子 大豆をボールなどに入れ、皮が破れない程度にゴシゴシすりあわせて洗います。
    大豆の表面についている土や汚れには、納豆作りに悪影響を及ぼす微生物が大量についてます。良く洗うことで、土や汚れを洗い流して下さい。

  2. 大豆を水に浸す:
    大豆を水につける様子 洗った大豆を、大豆重量の4倍程度の水(大豆500gなら水2リットル)に漬けます。
    乾燥大豆は水を吸うと重量は約2.3倍、容積は2.6倍以上になります。大きめのボールを用意しましょう。浸漬時間は、冬(水温0-5度)は24時間、春・秋(水温10-15度)は15時間、夏(水温20-25度)なら6時間程度が目安です。

  3. 大豆を煮る(蒸す):
    大豆煮る様子 親指と小指でつまんで簡単に潰れる柔らかさになるまで加熱します。発酵すると豆が少し締まるため、この段階でしっかり柔らかくしておくのがポイントです。
    • 通常の鍋の場合: 3〜4時間程度
    • 圧力鍋の場合: 加圧10〜15分程度
  4. 「納豆菌液」をつくる:
    納豆液作成 カップに10ccの滅菌水(もしくは一度沸騰させ、冷ましたお湯)を入れ、そこに納豆菌を0.1g(小型スプーンの先端1/5が埋まる程度のごく少量)を入れてよく混ぜます。
    この納豆菌液(大豆100gに対して1cc〜10cc)を煮た大豆に種付けします。大豆100g〜1000gの分量でしたら、10ccの納豆菌液を全てかけてしまって問題ありません。

  5. 納豆菌を大豆に付ける:
    大豆を付ける 煮終えた大豆は、煮汁を捨てます。間髪を入れずに、大豆に素早く納豆菌をまわしかけて、大豆をよくかき混ぜます。
    ここで大豆の温度が下がってしまうと、納豆菌以外の微生物が混入する可能性が大きくなります。大豆が煮上がったらすぐに納豆菌液を種付けするように準備しておきましょう。

  6. 容器に入れる:

    容器に入れる 深さ2-3cm程度の清潔なタッパーを使用してください。発酵には酸素が必要です。大豆を入れたら表面に数カ所穴を開けたラップをのせましょう。発酵時に大豆から水分がでるので、タッパーの内部に清潔なガーゼやキッチンペーパーなどを入れておくのもおすすめです。

  7. 保温・発酵させる:
    発酵状態 約40〜45℃の温度を保ち、24時間保温して発酵させます。
    専用の保温器具がない場合は、冬場は「こたつ」の中に入れたり、夏場は風の当たらない「日当たりの良い窓際」に置いたりと、季節に合わせて暖かい場所を活用する方法も有効です。
    ※温度管理が簡単でより失敗しにくい「調理家電」を使った方法は、下の項目をご参照ください。

  8. 冷蔵庫で熟成させる:
    完成した納豆 発酵を終えた大豆を冷蔵庫に入れます。
    冷蔵庫に1日入れる事で納豆菌酵素の働きで大豆タンパクからアミノ酸が生成され、味が熟れて風味が増します。

調理家電別の納豆の作り方

調理家電別の納豆の作り方

家庭にある調理家電を活用すれば、発酵時の温度管理が安定するため、初心者の方でも失敗しにくく美味しい納豆が作れます。発酵に便利な3つの家電の設定目安とコツをまとめました。

調理家電 設定・モード 時間の目安 コツ
ヨーグルトメーカー 45℃ 発酵24時間 蓋を完全に閉めず、キッチンペーパー等を被せて酸素を確保します。
炊飯器 保温モード 発酵24時間 蓋を少し開けて布巾を挟み、庫内が40〜45℃になるよう保ちます。
電気調理鍋 発酵・低温モード(40〜45℃) 発酵24時間 豆を煮る工程から1台で完結。発酵時は蓋を密閉せず酸素を通します。

ヨーグルトメーカーで作る

温度を一定に保てるヨーグルトメーカーは、納豆づくりに最も適した家電であり、初心者の方でも一番安定して作れる方法です。
設定温度を45℃、発酵時間を24時間に設定します。納豆菌の発酵には酸素が欠かせないため、付属容器の蓋は完全に閉めず、キッチンペーパーや穴を開けたラップなどを被せて空気が通るようにするのが失敗しないコツです。

炊飯器で作る

乾燥大豆500g程度までなら、炊飯器の「保温モード」を使って発酵させることができます。発酵時間の目安はこちらも24時間です。
炊飯器での失敗を防ぐ最大のコツは、庫内の温度を40〜45℃に保つことです。機種によっては保温温度が70℃以上と高くなりすぎてしまうため、蓋は完全に閉めずに少し開け、間に布巾などを挟んで温度を逃がすように調整してください。最初の1回は、温度計で庫内を確認しながら仕込むとより安心です。

電気調理鍋で作る

発酵モードや低温調理機能がついた電気調理鍋を使えば、大豆を柔らかく煮る(蒸す)工程から発酵までを1台でスムーズに行うことができます。
大豆を煮た後、そのまま庫内を40〜45℃に設定し、24時間保温して発酵させます。他の家電同様、納豆菌が呼吸できるよう蓋を完全に密閉しないよう注意してください。


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電気調理鍋で作る納豆
日本の大豆発酵食品の代表ともいえる納豆。電気調理鍋1台で、大豆から納豆を作ることができます。

納豆作りを失敗しないための4つのコツ

納豆作りのコツ

納豆作りは難しそうな印象がありますが、ポイントを押さえることで、成功する可能性がグンと上がります。

おいしい自家製納豆を失敗しないためのコツとして、以下の4つがあげられます。

  • 最適温度である40度を保つ
  • きちんと消毒して雑菌の繁殖を防ぐ
  • 24時間を目安にしっかり発酵させる
  • 均等に混ざりやすい市販の納豆菌を使う

それぞれ見ていきましょう。

最適温度である40度を保つ

納豆作りを成功させるために、温度管理は非常に重要です。納豆菌は40℃前後で最も活発に活動するため、発酵中は温度をできるだけ一定に保ちましょう。

温度が低すぎると発酵が進みません。また、高すぎると雑菌が繁殖しやすくなります。

保温状態を保つ方法は、専用の機械を活用する方法と、温かい場所を活用する方法があります。

専用の機械を活用する

発酵の温度を安定させる最も確実な方法は、専用の機械を活用することです。

専用の機械として、電気調理鍋やヨーグルトメーカー、パンメーカーなどが存在します。ポイントは、機械の保温温度を45度に設定することです。これによって、温まりにくい中心部分も適温に保ちます。

温かい場所を活用する

こたつや夏の風が当たらない日なたに置くことで適温に保つことも可能です。

ただし、天気や時間帯など、外的環境に温度が大きく影響する点に注意が必要です。40度前後に保てているのか、温度計などを活用してこまめに確認しましょう。

きちんと消毒して雑菌の繁殖を防ぐ

自家製納豆作りで最も注意すべき点は、雑菌を増やさないことです。

雑菌が繁殖してしまうと、発酵がうまくいかず、味や香りが悪くなります。さらに、食中毒の原因にもなりかねません。

容器やスプーンなど、納豆作りに使用するすべての道具は、事前に必ず消毒をしてください。雑菌を増やさないため、以下のポイントに注意して消毒を行いましょう。

  • 煮沸消毒:容器、スプーン、おたまなど、熱に強いものは煮沸消毒します。
  • アルコール消毒:熱に弱いプラスチック容器などは、食品用アルコールで消毒します。アルコールが完全に蒸発してから使用しましょう。
  • 手洗い:作業前には、石鹸で丁寧に手を洗いましょう。

上記をしっかり行うことで雑菌の影響を受けにくくなり、おいしい納豆に近づきます。

24時間を目安にしっかり発酵させる

納豆菌が十分に増殖し、美味しい納豆になるためには、24時間を目安にしっかりと発酵させる必要があります。

発酵時間が短すぎると、納豆菌が増えず、ねばりが弱くなり、発酵時間が長すぎると、納豆菌がアンモニアを生成し始め、ツンとした刺激臭が発生します。また、苦味が出て、食感も悪くなるので注意が必要です。

発酵させる時間は基本的に24時間ですが、温度や湿度などの環境によって、発酵時間は多少前後します。

発酵が足りているかは、表面に白い膜(納豆菌)ができ、十分に糸を引いているかで判断し、発酵時間を調節しましょう。

均等に混ざりやすい市販の納豆菌を活用する

種菌には市販の納豆を使うこともできますが、初心者の方には市販の納豆菌がおすすめです。納豆菌を活用するメリットは以下の3点です。

  • 大豆全体に均等に混ざりやすくむらになりにくい。
  • 雑菌が混入しているリスクが低く、納豆菌が発酵しやすい。
  • 発酵力が安定しており、粘りが強く、安定した品質を保てる。

「納豆菌がうまく増えず失敗してしまった」という方のために、納豆菌をしっかり増やす方法を解説した記事も紹介しています。納豆作りを成功するためのチェックシートつきですので、ぜひ活用してみてください。


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納豆菌を増やす方法は?|失敗しない5つのポイント&チェックシート付き
本記事では、納豆作りに失敗してしまったという方に向けて、納豆菌がしっかり増える、失敗しないコツを徹底解説します。

参考:三星沙織「納豆」日本調理科学会誌(J. Cookery Sci. Jpn.)Vol.52, No.1, 33〜37(2019)

手作り納豆の保存方法

納豆の保存

手作り納豆は、市販の納豆に比べて保存方法に注意が必要です。適切な保存方法を知っておくことで、風味を損なわず、長くおいしく納豆を楽しめます。

密封容器に保存する

納豆菌はとても強く、冷蔵庫内の他の食品に影響を与えてしまうことがあります。また、外から雑菌が入るのを防ぐためにも、しっかりと蓋が閉まる、密封可能な容器を選びましょう。

おすすめは、ガラス製やホーロー製の容器です。におい移りがしにくく、汚れも落としやすいため、清潔な状態を保ちやすいというメリットがあります。

冷凍保存の場合も、密封容器またはジッパー付き保存袋を使用しましょう。冷凍庫内の乾燥やにおい移りを防ぎ、品質を保つことができます。小分けしラップに包んだ後、ジッパー付き保存袋に入れるのも、冷凍焼けしにくくおすすめです。

納豆に触れるものは消毒する

納豆に触れる容器は事前に消毒しましょう。熱湯消毒(煮沸消毒)が最も確実ですが、食品用のアルコール消毒液も有効です。

納豆を取り分ける箸やスプーンも、容器と同様に消毒するか、清潔なものを使用してください。食器用洗剤で洗ってよくすすぎ、清潔な布巾で拭いたものを使うのも問題ありません。

手作り納豆は生きた食品のため、一度口をつけた箸などが触れると雑菌が繁殖しやすくなります。他の食品との使い回しも避けましょう。

すぐに食べるなら冷蔵保存する

作った納豆をすぐに食べる場合は冷蔵保存します。1週間を目安に食べきるのがおすすめです。

冷蔵保存の注意点として「チロシン」の発生があります。

長期間冷蔵保存すると、納豆の表面に白い粒々(チロシン)が現れることがあります。これはアミノ酸の一種で、食べても害はありません。しかし、食感がザラザラしたり、苦みを感じたりすることがあり、せっかくの納豆の風味が落ちてしまいます。

手作り納豆をおいしく食べるためには、1週間以上の冷蔵保存は避けた方がいいでしょう。

参考:村松芳多子「納豆菌, Basillus subtilis (natto) KFP419によるストラバイトの生成」(1997)

長く楽しむなら冷凍保存する

すぐに食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍することで、納豆菌の活動を抑え、美味しさを長期間キープできます。冷凍保存の目安は約1ヶ月程度です。

冷凍方法のコツ

  • 冷凍保存の際、1回に食べる分量ずつ小分けにし、ラップで包み、さらにジッパー付き保存袋に入れて冷凍するのがおすすめです。
  • 一度に大量に解凍すると、食べきれずに風味が落ちてしまうことがあります。小分けにして冷凍し、その都度解凍することで自家製納豆を長くおいしく楽しむことができます。

解凍方法のコツ

冷凍納豆は、自然解凍と電子レンジ解凍の2つの方法があります。

  • 自然解凍:食べる前日に冷蔵庫に移して、ゆっくりと自然解凍します。自家製納豆の風味やおいしさを保てるためおすすめです。
  • 電子レンジ解凍:急いでいる場合は、電子レンジでの解凍も可能です。ただし、加熱しすぎると納豆菌が死滅したり、風味が損なわれたりする可能性があります。様子を見ながら少しずつ加熱してください。

常温保存は避ける

手作り納豆を常温で長時間放置すると、納豆菌の活動が再び活発になります。これによって、アンモニア臭が発生したり、味が悪くなったりします。おいしい手作り納豆を守るためにも、常温保存は避け、冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。

もしも常温で放置後、納豆から異臭がする、変色している、カビが生えているなど、異常を感じた場合は、食べるのを控えるようにしましょう。

参考:田中直義「冷蔵中における糸引き納豆のにおいの変化」(2012)

納豆菌は継続がカギ

納豆

納豆菌は、摂取してから4〜5日ほどで体外に排出されるため、日々の食事に継続して取り入れることが大切です。
納豆は、乳酸菌を含む発酵食品との相性が良く、一緒に摂ることでお互いの良さを引き立て合います。キムチやぬか漬けなどとの組み合わせもおすすめで、味わいに変化をつけながら楽しむことができます。

毎日の食生活に納豆をおいしく取り入れることで、健康の維持に役立てることができるでしょう。


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【栄養士監修】納豆菌と乳酸菌の相性は?腸活に最適な食べ合わせも解説
「納豆菌」と「乳酸菌」は、腸内環境を整える効果が高く、腸活の主役として注目されています。本記事では、管理栄養士監修のもと、2つの菌の相性や効果的な食べ合わせについて詳しく解説します。

手作り納豆をぜひ食卓へ

納豆

市販の納豆も手軽で便利ですが、自家製ならではの風味やおいしさは格別です。自分の手で作ることで、素材や工程が見える安心感も得られます。

かわしま屋の納豆菌は、有機大豆から培養された高品質な納豆菌粉末で、ご家庭での納豆づくりのために開発されました。
発酵力が強く、大豆と混ぜて発酵させるだけで、香り豊かでしっかりとした味わいの納豆ができあがります。
毎日の食卓に、自家製納豆のある暮らしを取り入れてみてはいかがでしょうか。

納豆菌についてのQ&A

市販の納豆を納豆の種菌として使用できますか?

市販の納豆を種菌にすると、菌力が弱いので発酵が上手くいかなくて糸を引かなかったり、雑菌が繁殖して変な匂いがする、などの事が起こりやすくなります。かわしま屋の納豆菌は、ご家庭での納豆づくりのために培養された専用の納豆菌です。発酵力が非常に強いため、初めての方でも失敗しにくく、安心して納豆作りを楽しめます。

納豆菌は常温保存できますか?

納豆菌は湿度の低い冷蔵庫(冷暗所)での保存が適しています。冷凍庫での保存は温度差により水滴が付く原因になりますのでお控えください。

納豆を冷凍したのですが、おいしくなる解凍方法はありますか?

食べる前日に冷蔵庫へ移し、ゆっくりと自然解凍するのがおすすめです。電子レンジで急速に解凍すると、風味が落ちたり納豆菌が死滅したりする可能性がありますので、冷蔵庫での自然解凍を推奨します。

納豆菌に種類はありますか?

納豆菌には複数の菌株があり、それぞれに特徴があります。すべて「枯草菌(バチルス・サブチルス)」の一種ですが、発酵力・香り・食感などに違いが出ます。たとえば、かわしま屋の納豆菌は「発酵力が強い」タイプの菌株で、家庭用に適した菌が選ばれています。

納豆菌とナットウキナーゼの違いはなんですか?

「納豆菌」は菌の名前、「ナットウキナーゼ」はその菌が作り出す酵素の名前です。納豆菌は、大豆を発酵させて納豆をつくる微生物で、発酵の過程でナットウキナーゼを生成します。ナットウキナーゼは、血液をサラサラにする働きがあるとされ、健康効果が注目されている成分です。つまり、納豆菌が活動することでナットウキナーゼが生まれる、という関係にあります。

納豆菌は他のカビは生えないのでしょうか?

うまく発酵した納豆には抗菌効果があり、腐ったりカビたりはしづらいといわれています。長期間保存した際に見られる白いシャリシャリとしたものはアミノ酸が結晶化したものです。ただし、他のカビが全く生えないということではありませんので衛生面には注意してください。

納豆作りに必要な発酵時間と温度は何ですか?

種付けした大豆を約24時間保温して発酵させます。発酵に最も適した温度は約40度です。小型保温発酵器やパン用の発酵器があると便利です。小型保温発酵器を使用する場合は設定温度を45度、発酵時間を24時間にしましょう。

作った納豆が糸を引かず、粘りが弱い時の対処法はありますか?

納豆が糸を引かない場合、発酵が上手くいっていない可能性があります。保温を12時間程度続けてみて様子をみてください。また、発酵には酸素が必要です。保温中の容器に空気が入るようにしましょう。

納豆から雑巾のような臭いがするのですが、どうすればいいのですか?

製造途中で雑菌が繁殖した可能性があります。召し上がらないでください。できあがった納豆はアンモニア臭が強いことがありますが、保温を終えた後、一晩冷蔵庫で寝かせてみてください。発酵が止まり、アンモニア臭も緩和される事が多いです。

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