シナモン香るフォカッチャの作り方
外はカリッ、中はもっちりのフォカッチャに、シナモンをほんのり練り込んだアレンジレシピです。表面に粗糖を振って焼くので、朝食にもおやつにも合う、甘い香りのパンに仕上がります。
この記事では、レシピに加えて、シナモンを均一に香らせる練り込みのコツ、食事のパンとしての楽しみ方、使うシナモンの選び方を管理栄養士の監修でまとめました。結論からいうと、シナモンは1回目の発酵のあと、ガス抜きのタイミングで練り込むのがいちばん香りよく仕上がります。

シナモンフォカッチャの作り方

シナモンフォッカチオ(フォカッチャ)
作り方
- ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れ、よく混ぜ合わせます。
- お湯とオリーブオイルを加え、粉がなくなるまで手で混ぜます。
- 生地がまとまったら、台に出して10分ほどこねます。
- 生地をボウルに戻し、ラップをして暖かい場所で1時間発酵させます。
- 生地を台に出し、ガス抜きをしてからシナモンパウダーを練りこみます。
- オーブンの天板にオリーブオイルを塗ったクッキングシートを敷きます。その上に生地を置き、押し広げます。
- 再度10分間ほど発酵させます。
- 生地の表面にオリーブオイルを塗り、粗糖を振りかけます。
- 200℃に予熱したオーブンで20分ほど焼きます。
- 食べやすい大きさに切って完成です。
コツ・ポイント
このレシピで使ったシナモン
有機セイロンシナモンパウダー 30g(スリランカ産・有機JAS)
材料の「シナモンパウダー 小さじ1」に。原材料は有機シナモンだけ。辛味が少なく甘くやさしい香りなので、オリーブオイルや粗糖の風味を邪魔しません。30g×2袋・300gもあります。
セイロンシナモンの商品ページを見る ›シナモン香るフォカッチャをおいしく焼くコツ
シナモンはガス抜きのあとに練り込む
シナモンを最初から粉に混ぜると、生地のこね上げに少し時間がかかることがあります。レシピのように1回目の発酵が終わってガス抜きをするタイミングで、生地を広げてシナモンを振り、折りたたむようにして全体に練り込むと、焼き上がりの香りが均一になります。うっすらマーブル模様を残したいときは、練り込みを控えめに。
発酵は暖かく、乾燥させない場所で
発酵は30℃前後の暖かい場所で、ラップやかたく絞ったぬれ布巾をかけて生地を乾燥させないようにします。オーブンの発酵機能がない場合は、ぬるま湯を張った大きめのボウルに重ねる方法も手軽です。
表面のオリーブオイルと粗糖でカリッと
焼く直前に指で生地に軽くくぼみをつけ、オリーブオイルを塗ってから粗糖を振ります。くぼみにオイルがたまって、表面がカリッと香ばしく焼き上がります。

主食に香りを加える楽しみ方
シナモンフォカッチャは、甘いパンとしてだけでなく、食事のパンとしても楽しめます。粗糖を控えめにすれば、香りのよい主食として毎日の食卓にも取り入れやすくなります。
- 朝食に:ヨーグルトやフルーツ、無糖のコーヒーや紅茶と合わせて。
- スープと一緒に:かぼちゃのポタージュやミネストローネなど、野菜のスープとよく合います。
- チーズを添えて:クリームチーズやカッテージチーズをのせると、シナモンの甘い香りとの組み合わせが楽しめます。
- おやつに:はちみつを少したらして。甘さを足すときは、量を控えめに。

フォカッチャにはセイロンシナモンがおすすめ
シナモンには、スーパーで多く見かける香りの強い「カシア」と、甘くやさしい香りの「セイロンシナモン」があります。東京都健康安全研究センターの調査でも、セイロンは辛味が弱く、カシアは辛味が強かったと報告されています。オリーブオイルの風味を生かすパンには、香りが穏やかで生地になじみやすいセイロンシナモンが向いています。
また、同じ調査では香り成分クマリンの含有量が、スリランカ産セイロンで平均14µg/g、カシアで平均3,300µg/gと大きな差がありました。主食として繰り返し食べるパンに使うなら、クマリンの少ないセイロンを選んでおくと安心です。くわしくはシナモンの種類による違いをご覧ください。
シナモンフォッカチオに使ったシナモンはこちら
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管理栄養士 安藤
フォカッチャは、オリーブオイルを使ったシンプルなパンです。シナモンで香りを加えると、バターやジャムを塗らなくても満足感が出やすく、主食のパンとしても取り入れやすいと思います。
表面の粗糖は、量を控えめにしても香ばしさは十分に出ます。食事のパンにするなら粗糖をひかえ、おやつにするときだけたっぷり振る、という使い分けもおすすめです。
このレシピのシナモンは小さじ1(約2g)を2人分に使うので、1人分は約1g。香りづけとしては一般的な量です。主食はパンだけに偏らず、野菜のスープやたんぱく質のおかずと組み合わせて、食事全体のバランスを整えてください。
シナモン利用者の声
かわしま屋の有機セイロンシナモンパウダーを、パン作りに使っている方の感想です。
★★★★★ 2022年11月投稿(有機セイロンシナモンパウダーをご購入のお客様)
香りよくパンに入れても風味も味も良いパンが焼き上がりました
★★★★☆ 2025年12月投稿(有機セイロンシナモンパウダーをご購入のお客様)
いつもパンに入れて焼いたりヨーグルトに入れて食べたりしています。 特にパンに入れて焼くと風味も良く美味しいです。
★★★★☆ 2025年12月投稿(有機セイロンシナモンパウダーをご購入のお客様)
…たっぷり入っているので、ハードパンに練り込んで焼いたり、たくさん楽しませていただいてます。…
★★★★★ 2022年8月投稿(有機セイロンシナモンパウダーをご購入のお客様)
[感想]セイロンだから風味がよかった [使い方]オーツ麦パンに混ぜる
※かわしま屋でご購入いただいたお客様のレビュー(原文)から抜粋しています。感想は個人のものです。
よくある質問
Q. シナモンの量を増やしてもいいですか?
A. はい。香りをしっかり出したいときは、小さじ1と1/2くらいまで増やしても生地の発酵に大きな影響はありません。香りのやさしいセイロンシナモンなら、多めに入れても辛味が出にくいです。
Q. ドライイーストがない場合は?
A. このレシピはドライイーストを前提にしています。天然酵母などで作る場合は、発酵時間が大きく変わるので、使う酵母の説明に合わせて調整してください。
Q. 焼いたフォカッチャの保存方法は?
A. 冷めたらラップで包み、その日のうちに食べない分は冷凍がおすすめです。食べるときはトースターで温め直すと、表面のカリッと感が戻ります。
Q. レーズンやナッツを入れてもいいですか?
A. シナモンを練り込むタイミングで一緒に加えると、全体に散らばります。レーズンはぬるま湯で軽く戻してから水気をふき取って使ってください。
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参考文献
- 東京都健康安全研究センター「シナモン含有食品のクマリン分析法及び実態調査」研究年報 第59号(2008)(スリランカ産セイロン平均14µg/g、カシア平均3,300µg/g)


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