基本のケフィア|失敗しない作り方
種菌を使って簡単に、失敗せずに作る方法を解説します。ヨーグルトメーカーを使わずに作る場合のポイントもご紹介しますので、ヨーグルトメーカーをお持ちの方はもちろん、ヨーグルトメーカーをお持ちではない方でもケフィアをお楽しみいただけます。
牛乳パックの封を片側だけ開け、ケフィアの種菌を入れます。
牛乳パックを締め、手で中身がこぼれないようにしっかりと押さえてからパックを振り、ケフィアの種菌を混ぜ合わせます。
牛乳パックがそのまま入るヨーグルトメーカーがあれば、「発酵温度25℃」「発酵時間24時間」にセットし、発酵させます。
出来上がったケフィアはそのまま冷蔵庫で保存します。
<ヨーグルトメーカーを使わない場合>
ケフィアはヨーグルトに比べて、発酵時の温度が低く、20〜30度が適温と言われています。日本では、室温にそのまま置いておいて作れる日も多いのではないでしょうか。
ヨーグルトメーカーを使わない場合は、牛乳パックにそのまま種菌を入れるのが簡単です。
気温が高い時期は日陰や涼しい場所に移動させ、気温が低い時期はタオルで巻く、ぬるま湯であたためるなどすることで作ることができます。
<ケフィアの味と作り方について> ケフィアの中には、乳酸菌、酵母、酢酸菌など複数の微生物が生きています。 それぞれの菌に活発に働く温度があるため、発酵温度や時間を変えることによってケフィアの味も変わります。
一般的に、高い温度で発酵させる方が酸味が強く感じられるようです。 発酵時間については、短い方が乳糖が残って甘みを感じられる仕上がりに。 長く発酵させるほどに酸味が強くなります。 発酵時間が長いとシュワシュワ感も感じられるようになっていきますので、いろいろ試して好みの仕上がりになる温度や時間を見つけてみてください。