あずき茶は自宅で簡単!作り方や保存方法、残りかすの活用も解説

記事の監修
管理栄養士
鶴田 ようこ
調理師・管理栄養士。2つの資格を生かし食用油脂製造会社にて品質管理に従事。菜種油、オリーブ油の品質に関する分析、衛生管理等を行う。幼い頃から野菜作りの手伝いをしていたことから、季節の野菜料理が得意。

管理栄養士:鶴田ようこ
あずき水・あずき茶

健康のためにお茶を飲みたいけれど、カフェインが気になる。妊娠中や授乳中でも安心して飲めるものを選びたい。そんな方に注目されているのが、ノンカフェインで身体にやさしい「あずき茶」です。

ただ、「作り方が難しそう」「手作りすると失敗しないか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、自宅でも簡単に作れるあずき茶の作り方を解説します。さらに、捨てがちな煮出し後のあずきの活用レシピも紹介。最後まで無駄なく楽しめるのが手作りの魅力です。

自分の生活スタイルに合った作り方を見つけて、今日から安心・手軽なあずき茶習慣を始めてみましょう。

もくじ

あずき茶はノンカフェイン健康茶

あずき茶とは、乾燥した小豆を乾煎りして煮出すお茶です。特徴はカフェインを一切含まないので、飲む時間帯を選びません。子どもから年配の方、妊娠中や授乳中の方まで幅広く飲めます。

基本のあずき茶の作り方【フライパンと鍋】

あずき茶作りの基本となる、フライパンであずきを炒ってから鍋で煮出す方法を紹介します。あずきの風味をしっかり引き出したい方におすすめです。

あずき水・あずき茶

小豆を煮た時の煮汁です。煮出した後の小豆にも栄養素が詰まっているので捨てずに活用してください。
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調理時間 30 minutes
材料(人分) 4

材料
  

  • 小豆 100 g
  • 1~1.5 L

作り方
 

  • 小豆をたっぷりのお水でやさしく洗います。
  • あずき茶の場合は、ここで小豆の水分をふき取ってフライパンで炒ります。
  • 大きめの鍋に小豆と水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にしてコトコト煮ます。
  • 30分ほど煮て、小豆と煮汁を分けたら完成です。

コツ・ポイント

・あずき水・あずき茶は痛むのが早いので、大量に作り置きはできません。 できあがったら冷蔵庫で保存し、2~3日で飲み切りましょう。
・使用する小豆は、小粒で色の濃いものがおすすめです。
・じっくり煮出すと、小豆の栄養分がたっぷりと溶け出てきます。 アクも栄養分なので、取り除かずにそのまま煮出しましょう。
・残った小豆は、ゆで小豆として食べられます。 ゆで小豆には豊富な食物繊維などが含まれており、ダイエットにも適した食材。 料理に加えて、小豆の栄養分を余すことなく摂りましょう。
・保温水筒を使う方法もあります。 保温水筒に小豆と熱湯を入れて、フタをして一晩置きましょう。 ポリフェノールがしっかり溶け出るよう、8時間ほど置くのがポイントです。
このレシピのキーワード 小豆, あずき水, あずき茶

あずき水とあずき茶の違いは?

あずき水・あずき茶は小豆の煮汁のこと

あずき水は乾燥の小豆をそのまま煮るのに対して、あずき茶は小豆を炒ってから煮ます。
小豆を炒ると苦みを軽減できるため、あずき水よりもあずき茶の方が口当たりがも良くなります。
あずき水を飲みにくく感じた方は、あずき茶にしてみてください。

もっと簡単!道具別のあずき茶の作り方

フライパンと鍋を使う基本の作り方以外に、家にある道具でより簡単に作る方法を2つ紹介します。

やかんだけで作る方法

煮出し工程を鍋の代わりにやかんで行う方法です。洗い物が減る手軽さがあります。

フライパンで乾煎りしたあずきをやかんに入れ、分量の水を注ぎ火にかけます。沸騰したら弱火で5分から10分煮出し、茶こしでこして完成です。

魔法瓶(水筒)でほったらかしで作る方法

保温性の高い魔法瓶や水筒を使い、火を使わずに作る方法です。手間がかからず安全に作れます。

フライパンで乾煎りしたあずきを魔法瓶に入れ、沸騰したお湯を注ぎフタをします。そのまま2時間から3時間以上保温すれば完成です。

美味しさを引き出す!あずき茶の作り方のコツ

あずき茶を美味しく作るには、「炒り方」と「煮出し時間」にコツがあります。失敗を防ぎ、風味を引き出すポイントを解説します。

焦がさず香ばしさを出す炒り方のポイント

風味の鍵となる乾煎りのポイントは、弱火でじっくり時間をかけることです。焦げや苦味の原因となるため、強火は避けます。

木べらなどで絶えず混ぜながら加熱し、あずき全体に均一に熱を伝えます。10分ほど加熱し、皮が少し裂けて香ばしい香りがしてきたら、炒り上がりの合図です。

「苦い・まずい」を防ぐ煮出し時間

苦味や渋みといった失敗は、主に煮出しすぎが原因です。あずきの成分は、長時間加熱すると雑味として抽出される性質があります。

苦味や渋みを防ぐには、煮出し時間を守ることが重要です。お湯が沸騰したら弱火にし、5分から10分を目安に煮出します。ぐらぐら煮立たせると余計な成分が出やすくなるため、弱火で静かに煮出すのがポイントです。

手作りあずき茶の保存方法と日持ち期間

手作りあずき茶は保存料を含まないため、常温で粗熱を取った後、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。

日持ちの目安は2日から3日です。傷みやすいため早めに飲み切り、飲む際には色や味に異常がないか確認すると安心です。

あずき水・あずき茶作りで残った小豆の活用法

残った小豆の美味しい食べ方

では最後に、あずき水・あずき茶をつくるときに煮込んだ小豆の食べ方を紹介します。小豆の食物繊維と煮汁に溶けなかった栄養素も、美味しくいただきましょう。

ヨーグルトに入れて

ヨーグルトに小豆を入れて食べると、腸がよろこぶスイーツに早変わり。無糖のヨーグルトを使うときは、少しはちみつを加えても美味しいですよ。小豆の食感がアクセントになって食べ応えもアップします。

おにぎりに混ぜて

炊きたてのご飯に小豆と少しの塩を加えておにぎりにすれば、赤飯のような味わいに。塩昆布などと合わせても美味しいです。食物繊維がしっかり摂れるので、ご飯だけで食べるよりも血糖値が上がりにくくなります。

普段のおかずに加えて

食卓に並ぶさまざまなおかずにチョイ足しすれば、手軽に食物繊維が摂れます。例えば、ポテトサラダやコロッケ、生野菜のサラダやお味噌汁などにも。メイン料理のお肉(ハンバーグやしょうが焼きなど)にも合うので、ぜひ試してみてください。

ぜんざいやあんこに

もうひと手間加えて、ぜんざいやあんこ、発酵あんこにするのもおすすめです。 詳しい作り方はこちらの記事でご紹介しています。

自分に合ったあずき茶の作り方を今日から試してみよう

あずき茶は基本の作り方のほか、魔法瓶でも手軽に作れます。

材料はあずきと水だけで、添加物の心配がなく、好みの濃さに調整できるのが手作りの利点です。紹介した作り方やコツの中から、自分の生活に合った方法をみつけてみてください。

管理栄養士からのコメント

あずき水には、サポニンやポリフェノールが含まれています。
小豆は茹でることによって水溶性食物繊維は水に溶け出し、不溶性食物繊維は小豆に残ります。
あずき水の飲むタイミングとしては、食事の30分前に飲むとよいでしょう。
また毎日スッキリされたい方には、茹でた小豆を食べることをおすすめします。
茹でた小豆はあんことして使うだけでなく、煮物やサラダのトッピング、お菓子のパウンドケーキに混ぜて使ってみてはいかがでしょうか。

管理栄養士:鶴田ようこ

管理栄養士プロフィール

鶴田 ようこ

調理師・管理栄養士。2つの資格を生かし食用油脂製造会社にて品質管理に従事。
菜種油、オリーブ油の品質に関する分析、衛生管理等を行う。
幼い頃から野菜作りの手伝いをしていたことから、季節の野菜料理が得意。

あずき茶の作り方に関するQ&A

あずき茶は自宅で簡単に作れますか?

あずき茶は乾燥あずきと水があれば作れるため、自宅でも気軽に始められます。工程もシンプルなので、特別な調理スキルは必要ありません。

初めてでも失敗しにくいあずき茶の作り方はありますか?

弱火でじっくり炒り、煮出し時間を守ることが大切です。このポイントを押さえるだけで、苦味が出にくく香ばしく仕上がります。

やかんを使ったあずき茶は手間がかかりませんか?

やかんを使う方法は工程が少なく、洗い物も減らせます。普段お茶を沸かす感覚で作れるので、忙しい方にも向いています。

火を使わずにあずき茶を作ることはできますか?

魔法瓶を使えば、火を使わずに作れます。安全で放置できるため、家事の合間にも取り入れやすいです。

手作りあずき茶はどれくらい日持ちしますか?

冷蔵庫で保存した場合、2日から3日が目安です。保存料が入っていないため、早めに飲み切るようにします。

あずき茶を作った後のあずきは捨ててもいいですか?

煮出した後のあずきにも栄養が残っています。ご飯に混ぜたり、料理の具として使うと無駄なく活用できます。

あずき水・あずき茶作りにおすすめの商品はこちら

かわしま屋のおすすめの小豆をご紹介いたします。

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この記事を書いた人

コンテンツ、写真撮影担当。暇があったらキッチンで発酵食品や保存食品を作ったり、写真を撮ったりしています。趣味は一人で映画に行くこと。

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